
「うちの子、体育や運動会が苦手みたい」
「手先が不器用で、字を書くのも箸を持つのも苦労している…」
そんな子どもの姿を見て、自信をなくしてしまうのではないかと心配している親御さんも多いのではないでしょうか。
運動系の習い事をさせたくても、集団についていけず、かえって劣等感を抱かせてしまうのではと不安になります。
その背景には、本人のやる気の問題ではなく「発達性協調運動障害(DCD)」という特性が隠れているかもしれません。
この記事では、DCDの子どもが心から「楽しい」と感じ、苦手意識を自信に変えていける習い事選びのポイントと、タイプ別のおすすめ10選を詳しく紹介します。
発達性協調運動障害(DCD)とは?

DCDの主な2つの特徴
粗大運動(そだいうんどう)の困難さ
発達性協調運動障害(DCD)の子どもが持つ困難さの一つに、「粗大運動」の苦手さがあります。粗大運動とは、体全体を使った大きな動きのことを指します。
例えば、体育の授業や運動会で、走ったり、ボールを投げたり、ジャンプしたりする動作がこれにあたります。DCDの子どもは、これらの動きがぎこちなかったり、バランスを崩しやすかったりすることがあります。
周りの子ができることが、本人にとってはとても難しく感じられるのです。
これらの動作は、体の各部分を連携させてスムーズに動かす「協調運動」が必要ですが、DCDの子どもはその指令をうまく体に伝えることに難しさを抱えています。
決して本人が怠けているわけでも、ふざけているわけでもありません。本人は一生懸命やろうとしているのに、体が思い通りに動かない、というもどかしさを感じています。
微細運動(びさいうんどう)の困難さ
もう一つの特徴が、「微細運動」の困難さです。これは、手先や指先を使った細かい動きのことを指します。日常生活の中で、私たちは無意識にこの微細運動を使っています。
DCDの子どもは、以下のような場面で困難が見られることが多いです。
- 鉛筆を正しく持って、マスの中に字を書くことが難しい
- 箸をうまく使って食べ物をつかめない
- ハサミで線をまっすぐ切れない
- ボタンをかけたり、靴ひもを結んだりすることが苦手
この微細運動の困難さも、粗大運動と同じように、脳からの指令と筋肉の動きをうまく連動させられないことが原因です。本人の努力不足ではなく、特性として理解してあげる必要があります。
なぜ「苦手」が生まれるのか
DCDの子どもに見られる運動の「苦手」は、脳の機能的な問題が関係していると考えられています。
私たちの体は、脳からの指令が神経を通って筋肉に伝わることで動いています。DCDの子どもの場合、この「動きの指令を出す」部分や、「複数の動きを調整する」部分の働きが、少しアンバランスになっている状態です。
そのため、頭では「こう動きたい」と思っていても、そのイメージ通りに体をスムーズに動かすことが難しいのです。
例えば、「ボールをキャッチする」という一つの動作だけでも、
- ボールを目で追う
- ボールが来る位置を予測する
- 落下地点に移動する
- 両手を適切なタイミングで出す
- 指の力でボールをつかむ
これほど多くの動きを瞬時に、かつ連携させて行う必要があります。
DCDの子どもは、この連携(協調)がうまくいかず、ぎこちない動きになったり、タイミングがずれたりしてしまいます。
手先の不器用さも同様で、鉛筆を持つ指の力加減や、箸先をコントロールする微妙な動きを調整するのが苦手なのです。
発達性協調運動障害(DCD)の子どもの習い事選びのポイント

本人の「好き」「やってみたい」を最優先する
習い事選びで最も大切なことは、子ども本人の「好き」「やってみたい」という気持ちを最優先することです。
親御さんとしては、「苦手を克服させたい」「運動ができるようになってほしい」という思いが強くなるかもしれません。しかし、DCDの子どもは、これまで運動や手先のことで「できない」経験を多く積み重ね、自信を失いかけている可能性があります。
そんな時に、本人が興味のないことや苦手なことを無理にやらせてしまうと、さらに劣等感を強め、自己肯定感を下げてしまう恐れがあります。
まずは、子どもが何に興味を持っているか、じっくりと観察し、話を聞いてみてください。
「勝ち負け」や「競争」が少ない環境を選ぶ
DCDの子どもの習い事を選ぶ際は、「勝ち負け」や「競争」の要素が少ない環境を選ぶことが非常に重要です。
DCDの特性上、子どもはルールのある集団スポーツや、他人とスピードや正確さを競う場面で、どうしても不利になりがちです。競争が激しい環境では、周りと比較されて「また自分だけできない」という劣等感を抱きやすくなってしまいます。
もちろん、適度な競争心が成長につながることもありますが、まずは「自分もやればできる」「体を動かすって楽しい」という成功体験を積むことが最優先です。
子どもが安心して自分のペースで取り組める場所かどうかを、教室の方針や雰囲気からしっかり見極めましょう。
スモールステップで達成感を味わえるか
子どもが「できた!」という達成感を積み重ねられるよう、スモールステップで指導してくれる教室を選びましょう。
DCDの子どもは、一度にたくさんのことを要求されたり、難易度の高い課題を与えられたりすると、混乱して「もう無理だ」と諦めてしまいがちです。
例えば、体操教室でいきなり「跳び箱を跳びましょう」ではなく、
- まずは助走の練習をする
- 次にロイター板(ジャンプ台)で踏み切る練習をする
- 低い段差を飛び越えてみる
- 少しずつ高さを上げていく
というように、一つの動作を細かく分解し、簡単なステップから順番にクリアしていくような指導方法が理想です。この「小さな成功体験」こそが、DCDの子どもにとって何よりの栄養になります。
体験入会の際には、指導者が子ども一人ひとりのレベルに合わせて、課題を細かく設定してくれているかどうかをチェックしてみてください。
個別指導や少人数制を検討する
可能であれば、個別指導や少人数制の教室を検討することをおすすめします。
大人数のクラスでは、指導者の目が一人ひとりに行き届かず、DCDの子どもが動きについていけずに孤立してしまう可能性があります。
特に粗大運動や微細運動に困難がある場合、正しい体の動かし方や道具の使い方を、丁寧に、繰り返し教えてもらう必要があります。
個別指導や少人数制のメリットは以下の通りです。
- 子どものペースに合わせてもらえる
- 特性に合わせた指導が受けられる
- 質問や相談がしやすい
「運動療育が効果的であるという情報は知っているが、具体的にどこで受けられるのか」という点も、気になるところです。
運動療育では、遊びを通して体の使い方を学び、協調運動の基礎を育てていきます。まずは「(居住している地域名) 運動療育」などで検索してみるのも一つの方法です。
指導者の理解と人柄を見極める
習い事選びにおいて、指導者がDCDの特性を理解しているか、またその人柄が子どもに合っているかは、最も重要なチェックポイントの一つです。
技術的な指導力はもちろん必要ですが、それ以上に、子どもの「うまくできないもどかしさ」に寄り添い、根気強くサポートしてくれる姿勢が求められます。
見学や体験の際には、指導者が子どもたちとどのように接しているかを注意深く観察してください。
体験後には、勇気を出して子どもの特性(DCDであること、不器用さで悩んでいること)を指導者に伝えてみましょう。
その際に、「うちではそういう子どもの指導経験もありますよ」「こういう工夫をしてみましょうか」と親身になって相談に乗ってくれるかどうかが大きな判断材料となります。
子どもが安心して「この先生が好き」と思える人柄か、しっかり見極めましょう。
【タイプ別】DCDの子どもにおすすめの習い事

体の動かし方を楽しく学ぶ!運動系の習い事
水泳
水泳には、陸上のスポーツにはない多くのメリットがあります。
まず、水中では浮力が働くため、重力の影響を受けにくくなります。これにより、バランスを取るのが苦手な子どもでも、転倒する心配なく体を動かすことに集中できます。
また、水の抵抗を感じながら手足を動かすことは、自分の体が今どうなっているか、どれくらい力を入れているかを意識する「固有受容感覚」を育てるのに非常に効果的です。
さらに、水泳は基本的に個人競技です。周りの人と直接競い合う場面が少なく、自分のペースで進級していく教室がほとんどです。全身運動であるため、粗大運動の基礎となる体幹や筋力をバランスよく鍛えられる点も魅力です。
可能であれば、少人数制で、水に慣れるところからゆっくり指導してくれる教室を選ぶと安心です。
武道(空手・柔道・合気道など)
空手や柔道、合気道といった「武道」も、DCDの子どもにとって良い選択肢となります。
武道の多くは、「型(かた)」の練習を重視します。型とは、決められた一連の動きを正しい順番、正しいフォームで行う練習のことです。この型の練習が、DCDの子どもにとって非常に良いトレーニングになります。
自分の体の動かし方を一つひとつ意識し、繰り返し練習することで、協調運動の能力を高めていくことができます。また、武道は「礼に始まり礼に終わる」と言われるように、礼儀作法や精神統一(集中力)を養う側面も持っています。
指導者との相性はもちろんありますが、落ち着いた環境で、自分の体と向き合い、コツコツと練習を積み重ねるのが好きな子どもには特におすすめです。
ダンス(ヒップホップ・バレエなど)
音楽に合わせて体を動かす「ダンス」は、運動に苦手意識がある子どもでも「楽しさ」を優先して取り組める習い事です。
ダンスの最大の魅力は、音楽という「耳からの情報」を使って動きをサポートできる点です。リズムに合わせて体を動かすことで、ぎこちない動きがスムーズになったり、一連の動作(振り付け)を覚えやすくなったりします。
また、ヒップホップやバレエ、チアダンスなどジャンルが豊富で、子どもの「好き」に合わせて選べるのも利点です。
教室を選ぶ際は、競技性やレベルの高さを追求する教室よりも、「みんなで楽しく踊ろう」という雰囲気の教室を選ぶことが大切です。個人の表現力を重視してくれるか、振り付けの難易度が子どもに合っているかを体験レッスンで確認しましょう。
ボルダリング・クライミング
近年人気が高まっている「ボルダリング(クライミング)」は、DCDの子どもの特性に非常にマッチしたスポーツです。
ボルダリングは、壁に取り付けられた様々な色や形の「ホールド」と呼ばれる突起物を使って壁を登っていきます。ボルダリングは、全身の協調運動と微細運動の両方を自然に鍛えられる点にあります。
登るためには、次にどのホールドを掴むか(微細運動)、どの足場に足を置くか(粗大運動)、そしてどのように体重移動をすればバランスを保てるかを、頭で考えながら体を動かす必要があります。
これは「体の使い方を計画する」という、DCDの子どもが苦手とすることの素晴らしいトレーニングになります。
また、ボルダリングは基本的に個人競技であり、自分のペースで課題(コース)に挑戦できます。スモールステップで達成感を得やすく、登れた時の喜びは大きな自信につながります。
体操教室
運動の基本となる「体操教室」も、DCDの子どもの体の使い方を学ぶ場として有効です。特に、マット運動(前転・後転)、跳び箱、鉄棒といった種目は、学校の体育の授業で直面する内容と直結しています。
体操教室のメリットは、体の柔軟性、バランス感覚、体幹といった、あらゆる運動の基礎を総合的に養える点です。
ただし、教室選びには注意が必要です。選ぶべきは、少人数制で、指導者が一人ひとりのレベルに合わせて補助をしながら、スモールステップで教えてくれる教室です。
発達障害の子ども向けのコースや、運動療育を取り入れた体操教室なども増えているため、そうした情報も探してみると良いでしょう。
手先の器用さや集中力を育む!文化・創作系の習い事
ピアノ・楽器
手先の不器用さ(微細運動の困難さ)にアプローチできる習い事として、楽器演奏があります。
ピアノは、両手の10本の指をそれぞれ違うタイミングで、違う強さで動かすことが求められる、非常に高度な微細運動のトレーニングです。楽譜を目で追いながら(視覚)、音を耳で聞きながら(聴覚)、指を動かす(運動)という、複数の感覚を同時に使う「協調運動」の練習にもなります。
最初はうまく指が動かなくても、スモールステップで練習を重ねることで、少しずつ脳と指先をつなぐ神経回路が強化されていきます。「1曲弾けるようになった」という達成感は、子どもの大きな自信となるでしょう。
また、音楽にはリラックス効果もあり、集中力を高める効果も期待できます。指の動きが難しい場合は、まずは簡単なリズム楽器や、弦が少なく押さえやすいウクレレなどから始めてみるのも良い方法です。
書道・習字
「字を書くことに苦労している」という悩みを持つDCDの子どもには、「書道・習字」がおすすめです。書道は、鉛筆で字を書くこと(書字)とは異なるアプローチで、微細運動のコントロールを学べます。
筆という柔らかい道具を使い、墨の量や筆圧を調整しながら線を引く練習は、指先の感覚を研ぎ澄ませるのに役立ちます。「トメ」「ハネ」「ハライ」といった動きを意識してゆっくりと書くことは、雑になりがちな鉛筆での書字にも良い影響を与えることが期待されます。
また、書道は静かな環境で、自分の内面と向き合いながら集中して取り組む習い事です。お手本をよく見て、形を捉え、それを紙の上に再現するというプロセスは、視覚的な認知能力と集中力を同時に高めます。
正座をすることで体幹が鍛えられ、姿勢が良くなるという副次的な効果もあります。周りと比較されるプレッシャーが少なく、自分の作品が完成していく喜びを感じやすい環境です。
プログラミング
一見、運動とは無関係に思える「プログラミング」も、DCDの子どもの特性と相性が良い習い事です。特に、手先の不器用さ(微細運動の困難さ)に悩んでいる子どもにおすすめです。
字を書くのが苦手でも、パソコン操作ならスムーズにできるという子どもは少なくありません。
プログラミングは、「どうすればキャラクターを動かせるか」「どうすればクリアできるか」を論理的に考え、試行錯誤を繰り返す作業です。自分の作ったプログラムが思い通りに動いた時の達成感は格別です。
運動や手作業では自信を持てなかった子どもが、デジタルな世界で「自分はできる」という得意分野を見つけられる可能性を秘めています。
「子どもの得意なことを見つけて伸ばしてあげたい」というニーズに応える、新しい選択肢と言えるでしょう。
絵画教室
「絵画教室」や「お絵描き・工作教室」は、DCDの子どもが持つ「微細運動の困難さ」に、楽しみながらアプローチできる場所の一つです。
「手先の不器用さ」は、日常生活では「できないこと」として目立ってしまいがちです。しかし、アートの世界では、その不器用さや独特の感性が「個性」や「味」として評価されることがあります。
絵画教室では、筆圧のコントロール、ハサミやのりの使い方、粘土の造形など、様々な道具を使って手先を動かす練習を、遊びの延長線上で自然に行うことができます。「うまく書かなければならない」というプレッシャーが少なく、自分の好きな色で、好きなように表現すること自体が目的となります。
「好き」を自由に表現できる居場所として、ぜひ検討してみてください。
レゴ教室・ブロック遊び
手先の不器用さに悩む子どもにとって、「レゴ教室」や「ブロック遊び」に特化した教室も素晴らしい選択肢です。
ブロック遊びは、微細運動のトレーニングとして非常に優れています。小さなブロックを指先でつまみ、正しい向きではめ込むという作業は、指先の力加減とコントロールを養うのに最適です。
最初はうまくはめられなくても、夢中になって取り組むうちに、自然と手先が器用になっていきます。
また、ブロック遊びは「空間認識能力」や「想像力」を刺激します。お手本通りに作ることで構造を学ぶ練習にもなりますし、自由に組み立てることで創造力を発揮することもできます。
プログラミング教室と同様に、試行錯誤しながら「どうすればイメージ通りの形になるか」を考えるプロセスは、行動を計画する力を育てます。
習い事を子どもの自信につなげるサポート術

「結果」より「プロセス」をほめる
子どもの自信を育むために、ぜひ実践してほしいのが、「結果」ではなく「プロセス(過程)」をほめることです。
DCDの子どもは、どうしても「うまくできない」「試合に負けた」「きれいに書けない」といった「結果」で評価されがちで、自信を失いやすい傾向にあります。
そこで、親御さんまでが結果に注目してしまうと、子どもは「うまくできた時だけほめてもらえる」と感じ、失敗を過度に恐れるようになってしまいます。
結果がどうであれ、子どもが「頑張った事実」そのものに目を向けることが重要です。
子どもが「辞めたい」と言い出したら理由を聞く
せっかく始めた習い事も、子どもが「辞めたい」と言い出す日が来るかもしれません。そんな時、「もったいない」「せっかく続けたのに」とあせってしまう気持ちも分かります。
しかし、ここで「すぐに辞め癖がつく」などと叱ったり、無理に続けさせたりするのは逆効果です。
まずは、子どもの「辞めたい」という気持ちを一度しっかりと受け止めてください。その上で、「どうしてそう思うの?」と、子どもの目線に立って、責めない口調で理由をじっくり聞いてあげることが大切です。
もし理由が「ついていけない」「先生が怖い」など、環境によるものであれば、指導者に相談してクラスのレベルを調整してもらったり、個別に配慮をお願いしたりすることで解決できるかもしれません。
もし本当に興味を失ったのであれば、それは「この分野は合わなかった」という新しい発見です。無理に続けるよりも、勇気を出して「辞めたい」と言えたことを認めてあげましょう。
子どもの特性を指導者に共有する
習い事を選ぶ際、または始めた後で、子どもの特性を指導者に伝えるかどうか悩む親御さんは少なくありません。
しかし、子どもが安心してレッスンを受けるためには、指導者に特性を共有し、理解と配慮をお願いすることが非常に重要です。
DCD(発達性協調運動障害)という言葉を知らなくても、「極端に不器用なところがある」「体の使い方が苦手で、バランスを崩しやすい」「周りと同じようにできず自信を失いやすい」といった具体的な事実を伝えるだけで構いません。
もちろん、特性を伝えた際の指導者の反応を見ることも大切です。「うちでは対応が難しい」と言われる可能性もゼロではありませんが、それならば、子どもが辛い思いをする前に、その教室は合わなかったと判断できます。
逆に、親身になって受け止めてくれる指導者であれば、そこは子どもにとって最高の居場所になるはずです。
まとめ

発達性協調運動障害(DCD)の子どもの習い事選びは、運動の「苦手」をどう克服させるかではなく、いかに本人が「楽しい」と思える居場所を見つけるかが最も重要です。
そのため、習い事選びでは、競争が少なく、本人の「好き」を最優先し、スモールステップで達成感を味わえる環境を選ぶことが成功の鍵となります。
見学や体験を通じて、指導者の人柄や教室の雰囲気をしっかり見極めてください。そして、習い事が始まったら、結果ではなくプロセスをほめ、子どもの頑張りを認め続けてあげてください。
指導者とも連携を取りながら、子どもにとっての自信の源となるような習い事を見つけていきましょう。




